命より大事なことはない。~長期休みの後、気にかけたいこと~

 夏休みが終わると、新学期が始まります。

 ニュースになるのは、

 “子供の自殺”

 この時期多いんです。

 

 我が家は、発達障害の子を育ててます。

 普段から登校しぶりは当たり前。

 「(学校)行くの?行かないの?」

 そんな会話は日常茶飯事。

 子供は、学校(保育園)に行くのが当たり前。

 そんな当たり前が 我が家にはありません。

 

 そして、この時期目の当たりにする

 “子供の自殺のニュース”

 とても悲しくなります。

 

 子供=元気。

 元気いっぱいなはずの子供が、

 なぜ死を選ばなければいけなかったのか?

 「行きたくないよ……」

 そう言える人が、その子の周りに一人でもいたら……

 

 大人だって、ブラック企業を辞められず、

 我慢して…我慢して…自殺。

 「そんなに嫌なら、辞めればいい」

 そう思うけど、

 精神状態が、もう会社を辞めるという

 選択が出来ないくらいに疲弊して、

 死ぬしかないんだ……

 そう思わせてしまうのだそうです。

 

 我が家では、時々こんな話をします。

 「死にたくなるほど嫌なことがあったら、全速力で逃げるんだよ」

 「命より大事な物はない。死ぬほどつらいことからは逃げなさい!!」

 

 学校は、

 「学校へ来なさい。」

 いつでも基本 そんな方針です。

 “子供は学校へ行くもの”

 それが普通な場所。

 

 なんか様子が変。。。

 

 そう感じたら、声をかけてあげて下さい。

 「休む?」

 

 仕事をしていれば、

 なんか様子が変だな!?

 と思っても、見て見ない振りをすることもあるかもしれません。

 年齢にもよるけど、

 子供が学校を休む=親も仕事を休まなければならない。

 ということもあるから……

 

 私も、仕事をしながら子育てをしていたので、

 急に休むことになると、大変なのは分かります。

 でも、命より大事なことはない。

 

 長期のお休みの後、知っていて欲しいこと。

 「行きたくないな……休みたいな……」

 そう思う子供がいること。

 そう思いながら、誰にも打ち明けられず頑張って、

 普通を装って登校する子がいること。

 

 家庭だけは、いつでも逃げられる場所であって欲しい。